プジョーは、208 T16 パイクスピークのスペックを公開。先週、セバスチャン・ローブが初テストを行った。プジョーが“ほぼ完全な耐久レースのプロトタイプ”と表現する208 T16 パイクスピークは、875馬力を発生する3.2リッター V6ツインターボエンジンをリアミッドシップに搭載。6速トランスミションと組み合わされ、駆動方式は4WDとなる。
車両車重は875kgとなり、1:1というパワーウエイトレシオを実現。0-100km/hは1.8秒、200km/hは4.8秒、最高速の240km/hまでは7秒で到達する。プジョー・スポールのエンジニアを務めるジャン・クリストフ・パリアは「パイクスピークのためのクルマを設計しようと試みる際の唯一の限界は想像力です」とコメント。「我々は875kgまでクルマを軽量化し、1:1という驚異的なパワーウェイトレシオを実現しました」「また意のままのハンドリングを実現するために、マシンの重量配分には細心の注意を払っています」208 T16 パイクスピークは、トランスミッションやカーボンブレーキ、エアインテークのほか、幅2mのリヤウイングなど、ル・マンを制した908の遺伝子を受け継ぐ。「エンジンは、かつての205T16や耐久レース用プロトタイプマシンのようにリアミッドシップに搭載しました」パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムは、アメリカ、コロラド州で開催されるヒルクライムレース。今年は6月30日に開催される。関連:プジョー、208 T16 パイクスピークを発表
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