日産は14日、インターネットオークションeBayで行われた『ボルト・ゴールド』バージョンのNISSAN GT-R、および関連アイテムのチャリティオークション売り上げが、合計19万3,191ドル(約1612万円)になったと発表した。同チャリティオークションは11月22日から12月3日まで実施。得られた収益は、ウサイン・ボルト選手の母国、ジャマイカの子供や若者たちに教育的、文化的な機会を提供する目的で設立された“ウサイン・ボルト基金”に全額寄付される。
1台限りの“ボルト・ゴールド”のNISSAN GT-Rのオークションには世界中から入札があり、最終的には18万7,100ドル(約1560万円)で落札された。レース用ヘルメット、ドライビングスーツ、ブーツなど、ボルト選手関連のアイテム9点についてもオークションが行われ、100名以上の入札があり、収益は合計6,091ドルとなった。日産の最高執行責任者(COO)である志賀俊之は、「日産は、ウサイン ボルト財団への寄付を行うことで、ジャマイカの子供たちの将来の夢を叶えるための取り組みをサポートします。」とコメント。2012年10月、ウサイン ボルトは日産のグローバルブランドキャンペーン「WHAT IF_」のブランドスポークスマンとして、名誉職である「Director of Excitement(ダイレクター・オブ・エキサイトメント)」に就任。ウサイン・ボルトは、今回の日産による寄付について、「日産とのパートナーシップは、私の財団の活動に大きな恩恵をもたらしました。今回の寄付により、ジャマイカの多くの子供たちが、より良い設備、遊び場、教材を手にすることができるでしょう。今回、日産と協力できたことをとても嬉しく思っています。」とコメントした。
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