千葉県の山中に建設されたプライベートサーキット「AGARIGAWA」は、日本の実業家・渡謙作が主導した壮大なプロジェクトだ。高級車輸入を手がけるコーンズ・グループのCEOである渡謙作は、フェラーリやランボルギーニなど多数のスーパーカーを所有してきたが、それらを本格的に走らせる専用環境を求め、数百億円規模を投じて理想のサーキットを建設した。
総工費数百億円 ティルケ設計の本格コース建設は2020年頃に始まり、2023年7月に正式オープン。全長3.5km、22コーナーを備えるレイアウトは、高低差やタイトなヘアピン、ロングストレートを組み合わせた本格仕様となっている。設計を担当したのは、数々のF1サーキットを手がけてきたヘルマン・ティルケ。世界水準のノウハウが投入されたことで、単なるプライベートコースを超える完成度を実現した。富裕層向け会員制クラブへ発展当初は家族のための施設として構想されたが、現在は「THE MAGARIGAWA CLUB」として会員制運営が行われている。空調完備の屋内ピットレーン、専属メカニックによるサポート、特別トレーニングプログラムなどが提供され、敷地内にはヴィラ、インフィニティプール、スパ、バー、フィットネスセンター、カラオケルームまで完備されている。日本の山中に誕生したこの施設は、超富裕層にとっての新たな“走る社交場”として、独自の存在感を放っている。
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