元F1ドライバーのジャン・アレジは、爆竹で義理の兄弟の事務所を破損させた器物破損の容疑で一時拘束された。報道によると、12月19日の夜、フランス南部のアビニョンの隣町にある被害者の事務所の窓に仕掛けられ大型の爆竹が爆発し、窓が割れ、シャッターが損傷する被害があった。警察は、走り去った車両のナンバーからジャン・アレジの兄弟であるホセ・アレジの会社のものあることを特定して事情聴取を行った。
12月20日にはジャン・アレジが出頭して自身が関与したことを説明し、21日まで拘束された。また、車に一緒に乗っていたジャン・アレジの息子も共犯の疑いで裁判を受けることになり、最大10年の懲役と150,000ユーロの罰金に直面する可能性があるという。被害者はジャン・アレジの姉妹と離婚手続き中の建築家とされ、検察当局は家族間の争いとみている。ジャン・アレジは調べに対して「悪い冗談だった」「そのような損害を引き起こすことを想像していなかった」と述べているという。