青山博一が、MotoGP 250ccクラスでチャンピオンを獲得した。チーム・スコットでホンダマシンに乗る青山博一。2001年の加藤大治郎以来、8年ぶりの日本人チャンピオンが誕生した。トヨタのF1撤退をはじめ、暗いニュースが続くモータースポーツ界で、二輪の青山博一が明るいニュースを届けてくれた。
最終戦バレンシアGPを7位でフィニッシュした青山博一。今シーズンは4勝と3度の表彰台を獲得し261ポイントを獲得して、見事タイトルを獲得した。来年から250ccクラスは Moto2/250ccへ移行。青山博一は、250ccクラス最後のチャンピオンとなった。青山博一は、2010年からMotoGPクラスにステップアップ。ホンダサテライトの新チーム「インターベッテンホンダ」から参戦することが決定している。青山博一「今日は、本当に難しいレースでした。最後のレースだったので、優勝したくプッシュしましたが、途中でオーバーランしてしまいました。転倒しないようリカバーしましたが、トップから大きく離れてしまい、順位を上げるのが難しかったです。終盤シモンチェリが残念ながら転倒したことで、7位でゴールと自分にとってはベストなレースではありませんでしたが、チャンピオンを獲得でき今日は忘れられない1日となりました。このすばらしい結果を得られたのも、チームが一緒に今シーズンを懸命に戦ってくれたからだと思います。支えてくれた皆さんに、心から感謝しています。今後も引き続き自分をプッシュしながら、皆さんの期待に応えられるレースをしていきたいと思います。ありがとうございました」
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