2010年のF1ではリムシールドが禁止になりそうだ。リムシールド(ホイールフェアリング)は、2007年にフェラーリが実戦で使用し始めて以来、F1マシンのトレンドとなっている。現在、F1ではオーバーテイクの増やすための努力がなされているが、ウィリアムズのテクニカルディレクターであるサム・マイケルは、最近の調査でホイールカバーが問題をはらんでいることが証明されたと語る。
「来年に向けて議論されていることの1つとして、ホイールフェアリングを禁止して、静的もしくは回転するホイールフェアリングを持たないことがあげられている」とサム・マイケルは語る。サム・マイケルは、ここ数カ月のCFDでの研究により、ホイールへの付加物が「後ろのクルマに相当な悪影響」があることが明らかになったと語る。しかしながら、サム・マイケルは、カバーの禁止が特効薬にはならないとも語っている。「3〜4つの小さなことを見つける必要があるし、それが違いを増すだろう」「正しい方向に向かっていると思うが、より多くのことが必要だ」