FIAの広報は、マックス・モズレー会長が、F1チームの組合であるFOTAと今週にも会合を開く意向であることを認めた。今回の会談は、予算キャップ問題でフェラーリやルノーをはじめとする主要チームがF1撤退を示唆するF1の悪化した局面の中で行われる。しかし、その会談の日程については明らかにされていない。
フェラーリの動きを“駆け引き”とみる者が多いなか、イタリアのスポーツ団体がフェラーリの姿勢に支持を表明している。イタリア五輪委員会(CONI)のジョヴァンニ・ペトルッチ会長は、フェラーリのコメントを受けて次のようにコメント。「我々はフェラーリとその経営陣と同じ考えである」フェラーリに関しては、すでにF1の代替として、アウディやプジョーと戦うべくル・マンへの転向や、アメリカのシリーズへの参戦が報じられている。関連:ルノー、F1撤退の意向を表明 - 2009年5月13日フェラーリ、2010年のF1撤退を示唆 - 2009年5月13日レッドブルも2010年のF1不参戦を示唆 - 2009年5月11日トヨタ 「2010年はF1に参戦しないかもしれない」 - 2009年5月9日F1 2010年 レギュレーション