昨年F1初のナイトレースが開催されたシンガポールGPの3つのコーナー名が決定した。シンガポールGPの主催者は、コーナーの名前を募集しており、1,800近くの応募があった。ターン1は、シンガポールの第2代大統領にちなんで名付けられたベンジャミン・シアーズ・ブリッジがコースの通過部分でもあることから、“シアーズ”と呼ばれることになる。
ターン7は、第二次世界大戦の民間人犠牲者を追悼する記念碑に近いため“メモリアル”と命名される。ターン10の名称は、シンガポールの最も有名なカクテル“シンガポール・スリング”と名付けられた。シンガポールGPの副会長コリン・シンは“シンガポール・スリング”コーナーについて、次のように語る。「他のアイコンと同じく、このコーナーも敬意をもって扱われなければならない」「ドライバーは慎重でなければならないが、うまく対応すればパチンコのように飛び出すことができる」「昨年、このターンでは数人のドライバーが腕試しをしたので『ウォールバンガー(壁たたき)』というジョークもあったが、シンガポール・スリングにちなんで命名した。このカクテルは国際的に知られているし、どの国のファンでもすぐに思い出せるからね」