F1ドライバーは、FIAとの論争を避けるためにスーパーライセンス料を支払うことに決めたようだ。F1ドライバーは、2008年に行われたスーパーライセンス料の大幅な値上げに不満を抱いており、ドライバーの組合であるGPDAは、メンバーに対してライセンス料の支払いを保留するよう呼び掛けていた。報道では、全ドライバーがライセンス料の支払いに同意しており、すでに6名のドライバーがチームに申請を済ませているという。まだスーパーライセンスを申請していないドライバーも来週中には手続きが完了するという。
スーパーライセンス料を支払った6名のドライバーのうち3名はウィリアムズのドライバーであることが明らかになっている。ウィリアムズのCEOであるアダム・パーは「料金の支払いを済ませた」と述べた。しかし、ドライバー達はこの件にオーストラリアGP前にFIAのマックス・モズレーと話し合うことを望んでいる。ニコ・ロズベルグは、「僕たちドライバーが団結したときの力を過小評価してはならない。F1には僕らが、僕ら全員が必要だ。僕らを過小評価してはいけない」と語っている。