F1メキシコGPが、2014年にF1カレンダーにサプライズ復帰するかもしれない。まだ2014年のF1暫定カレンダーは発表されていないが、バーニー・エクレストンは、メキシコ・シティでのレースを組み込んでいるとされている。関係者によると、F1メキシコGPは、商業契約とメキシコシティのトラックの作業のため、オースティンと連戦で実施される可能性が高いという。
F1メキシコGPの復帰については、オースティンでのF1アメリカGP開催を支えたタボ・ヘルムンドが先頭に立っている。タボ・ヘルムンドは、メキシコのビジネスマン、アレハンドロ・ソベロンとともに働いており、カルロス・スリム・ドミットもプロジェクトチームの一員とされている。レースは、1992年に最後にF1メキシコGPを開催したメキシコシティのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスでの開催が有力だが、再開催するには数百万ドルの改修が必要となる。しかし、事情に詳しい情報源は、2014年のF1復帰までに準備できると主張している。今年始め、カルロス・スリムは、F1メキシコGPの復帰は目前だと述べていた。「アメリカ州でもっと多くのレースが行われる可能性があると思っているし、メキシコはそれを行う適切なスポットだと思う」とカルロス・スリムはコメント。「概して安定した国であり、我々の経済はかなり順調だ。そして、我々には人々が一体感を持つことができるドライバーがいる」「全てがピースが揃っているし、潜在的なプロモーターらは良い仕事をしていると思う」2014年は、ロシアがF1を初開催し、オーストリアがF1に復帰する予定となっている。逆に、インドはカレンダーから落ち、韓国とニュージャジーも開催は実現しないとみられている。