イモラが、F1を開催できるFIAの最高評価を受けた。改修の遅れとレース認定料金の値上げにより、2006年のサンマリノGPを最後にF1カレンダーから外れたイモラ。バーニー・エクレストンは「申し訳ないが、我々はイモラを失った」と述べていた。その後、イモラはF1トラックデザイナーのヘルマン・ティルケの監督のもと、ピット、ピットレーン、パドックの建て直しを含めた変更を施してきた。
しかし、イモラ(正式名称はアウトードロモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ)の格付けは、F1ではテストでしか使用できない“1T”だった。だが、チャーリー・ホワイティングによる最近の査察により、イモラがFIAのホモロゲーションで最高等級の“1”を受けたことが明らかになった。「達成した目標を誇りに思っている」とイモラのサーキット責任者ワルター・シアッカはコメント。「そこは、我々が正しい方向で働いているという明確なサインだ」「今回の承認によって我々は再びF1グランプリを開催できる立場にいる。我々は我々自身を制限してはいない。経済状況が適切になれば、どのようなチャレンジにでも向き合う準備はできている」