日産とミシュランはプログラムの支援から手を引いたが、デルタウイングは、新たに2リッター ターボエンジンとブリジストンタイヤを装着し、クロームカラーの新しいカラーリングで参戦を続ける。デルタウイングは、6日(水)からアトランタで実施される2日間のテストに参加し、3月16日に開幕するアメリカン・ルマン・シリーズの開幕戦セブリングに参戦する。
セブリングでは、アンディ・メイリック、オリビエ・プラ、ジョニー・オコンネルがデルタウイングのステアリングを握る。2リッター ターボエンジンは、IMSA Lightsクラスのマツダのパワープラントをチーム代表ドン・パノスのエラン・モータースポーツ・テクノロジーが手を加えている。「非常にユニークで革新的なクルマであるデルタウイングに調和している」とドン・パノスは述べた。「そのイメージを象徴することを望んでいた。輝く、アグレッシブなメタルはは私が考えたものだ。それがクロームだった」クロームと赤のカラーリングに落ち着くまでにいくつかのデザインが検討されたという。「これはブリヂストンを使うことで明確になった。黒い以外に使っている唯一のカラーは赤だ。我々はそれをキープしたかった。クロームに決定する前に鮮やかな赤やグリーンも見た。我々はブリヂストンと彼らのカラーをキープしていくものとしてクロームに決定した」デルタウイングは、昨年のル・マン24時間レースに日産デルタウイングとして“ガレージ56”枠で参戦。日産は、2014年に完全に新しいガレージ56車両でル・マンに復帰することを発表している。
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