2015 FIM世界耐久選手権シリーズ第2戦“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第38回大会の決勝レースが、鈴鹿サーキットにおいて、70チームが参戦して7月26日(日)に行われた。優勝は、No.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM(中須賀克行 / ポル・エスパルガロ / ブラッドリー・スミス)。今年設立60周年を迎えたヤマハは、1996年以来19年ぶりの勝利となった。
2位にはNo.778 F.C.C. TSR Honda(ジョシュ・フック/カイル・スミス/ドミニク・エガーター)が入り、チームとしては2012年以来となる表彰台。3位にはNo.17 TEAM KAGAYAMA(加賀山就臣/芳賀紀行/清成龍一)が入り、3年連続で3位表彰台を獲得した。鈴鹿8耐を2連覇している「#634 MuSASHi RT HARC-PRO.」は3番手からスタートし、第1ライダーの高橋巧が激しいトップ争いを展開。24周を終えた時点で2番手でピットインし、第2ライダーで元MotoGPチャンピオンのケーシー・ストーナーにライダー交代を行った。ケーシ・ストーナーは交代した周にトップを奪回するも、ヘアピンコーナーの手前で激しく転倒を喫し、救急車で搬送されたため、残念ながらリタイアとなった。この結果、「#634 MuSASHi RT HARC-PRO.」の鈴鹿8耐3連覇達成はならなかった。
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