F1オランダGPを制し、選手権リードを34ポイントに広げたマクラーレンのオスカー・ピアストリ。タイトル争いで有利な立場に立ちながらも「やり方を変える必要はない」と冷静な姿勢を見せた。「差は広がったが快適ではない」と強調するピアストリは、常に最大限を引き出すことが重要だと語る。F1イタリアGPでも従来のアプローチを貫き、さらにポイント差を広げることを目指す。
ピアストリはリタイアを喫したノリスについて「そういうことは見たくないけど、レースでは起きてしまうこと。僕に言えることは何もない」とコメント。「アプローチは変わらない。これまでのやり方はうまくいっているし、今変える理由はない」と語った。「差は広がったけど、まだ快適に構えられる状況じゃない。やり方を変える余地はないし、これまで通りでいく」さらに、エンジニアとの取り組みについても触れた。「僕とエンジニアは常にマシンと自分自身から最大限を引き出そうとしている。それは1位でも最後尾でも変わらない。順位によってマシンを遅くするなんてことはない」「リスクへの向き合い方も変わらない。むしろさらに差を広げたい。まだシーズンは長いし、大きなリードがある方がいい」マクラーレンは、ノリスのオランダGPでのリタイアについて「エンジンではなくシャシー関連の問題」だったと説明。モンツァに向けてすでに修正を終えており、ピアストリも含め両ドライバーは計画通りパワーユニットを交換するが、ペナルティは科されない。
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