F1のシートを失ったニック・デ・フリースは、ハーバード大学のコースの受講することを明らかにした。オランダ人ドライバーのデ・フリースは、アルファタウリからわずか10レースで解雇され、ハンガリーGPからレッドブルのリザーブドライバーであるダニエル・リカルドと交代することになった。
デ・ブリースは今季のスタートダッシュに失敗し、チームメイトの角田裕毅に及ばなかったことからレッドブルから解雇された。フォーミュラEへの復帰も噂されていたデ・フリースだが、28歳にして大学へ進学することが明らかになった。F1からの離脱は辛かったかと聞かれたデ・ブリースは「そんなことはないよ」とRacingNews365に語った。「多くのサポートがあったし、とても自然な流れだった。それ以来、ゴルフをよくしているよ」「これまでの人生で一度も勉強したことがないし、実は高校も卒業していないんだ」「でも、9月にハーバード大学でコースを受講する。ネゴシエーションとリーダーシップを勉強する。今は時間があるし、他のことを学ぶことへの興味もある」メルセデスF1のチーム代表であるトト・ヴォルフは、デ・フリースがドイツのメーカーでリザーブドライバーを務めていたときに一緒に仕事をしており、ハーバード・ビジネス・スクールのゲスト講師を務めている。学校に戻る元F1ドライバーはデ・フリースが初めてではない。元ウイリアムズ・レーシングのF1ドライバーであるニコラス・ラティフィは先月、MBAを取得するためにロンドン・ビジネス・スクールに通うことを発表している。