スクーデリア・アルファタウリのニック・デ・フリースは、2023年F1オーストラリアGPの決勝をリタイアで終えた。ハードタイヤでスタートしたニック・デ・フリースだが、レース序盤の赤旗でライバルたちがハードタイヤに交換。タイヤ消化義務を果たすために逆にミディアムに交換しなければならないという不利な状況に陥った。
そして、2回目の赤旗後のリスタートでローガン・サージェント(ウィリアムズ)と接触。レース続行は不可能となった。「悲しいことにローガン(サージェント)とのインシデントでレースが終わってしった。今日はかなり苦しめられましたが、ハードタイヤの序盤は良かったと思う」とニック・デ・フリースはコメント。「残念ながら赤旗中断になったため、ミディアムタイヤでスタートしたドライバー全員がフリーでピットストップを得てハードタイヤに交換しました」「また、レース中にフロントウイングも痛めてしまったので、アンダーステアが出るようになり、タイヤにグレイニングが起きた。中団争いは激しいので、プッシュし続けて上を目指していく」