3台のNissan GT-R LM NISMOは、110%の最低予選タイムに到達することができず、ル・マン24時間レースをプロトタイプ集団のほぼ最後尾からスタートすることになった。2台のNissan GT-R LM NISMOは、LMP2クラスのトップよりも前の12番手と13番手で予選を終えることができたが、3台目はオレカ 05の後塵を拝して15番手だった。
しかし、3台のNissan GT-R LM NISMOは110%タイムに達しなかったことでグリッドペナルティが科せられ、30番手、31位番手、32番手からレースをスタートすることになった。唯一、日産の後ろとなるプロトタイプカーは、ドライバーの一人が必要条件を満たせなかった Ibanez ORECA だけとなる。ポールポジションを獲得したポルシェ 919ハイブリッドの#18号車のタイムは3分16秒887。それに対し、NISSAN GT-R LM NISMOの最速マシンのタイムは3分36秒995だった。