ハースF1のニキータ・マゼピンは、自身の攻撃的な走りをF1界のレジェンドであるアイルトン・セナになぞらえた。SNSに投稿した動画が大批判を浴びているニキータ・マゼピンだが、ジュニアキャリアではその攻撃的な走りや行動が批判の的になった。ハースF1でチームメイトとなるミック・シューマッハが“ベビーフェイス”キャラなのに対し、マゼピンは完全なヒール役だ。
昨年、ニキータ・マゼピンは、FIA-F2でスーパーライセンスで11点のペナルティポイントを課せられ、1点で自動的に1戦の出場停止を喰らうところだった。しかし、ニキータ・マゼピンは、F1で同じこと、あるいはもっと悪いことが起こる可能性について“恐れてはいない”と語り、スチュワードとのトラブルに遭遇することはないと自信をみせる。「レギュレーションを細かく調べて、研究することに多くの時間をかけてきた」とニキータ・マゼピンは語る。「レギュレーションを理解しているし、微妙な境界線がどこに引かれているかも理解している」「レーシングドライバーとして、最も偉大なレーシングドライバーのひとり(アイルトン・セナ)も『存在するギャップを踏み越えないのであれば、もはやレーシングドライバーではない』と言っている。そして、それはF1のすべてのドライバーに当てはまることだと思う。なぜなら、それを実現するためにはあらゆる機会を喜んで受け入れる必要があるからだ。そうしなければ、他の誰かがそうすることになる」「彼は明らかに時々その線を踏み越えた。そして。それは僕が決めることではない。スチュワードの決定だ。誰もがF1で仕事を持っているし、僕はスチュワードではない」ニキータ・マゼピンは、今年のチャンピオンシップで争う可能性は低いため、2020年ほど多くのペナルティポイントが発生する可能性は低いと予想している。「今後数年間はF1でそれが見られないと確信している。チャンピオンシップのために戦っているときと、グリッドのさらに後方で戦っているときとでは、必要なドライビングスタイルは異なる」とニキータ・マゼピンは語った。昨年のFIA-F2でニキータ・マゼピンが課せられたペナルティポイントはF1には持ち越されない。
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