F1ファンは、2021年にハースF1から参戦することが決定しているニキータ・マゼピンを追放することを求める運動をSNS上で展開している。ハースF1は、2021年のドライバーとしてニキータ・マゼピン(21歳)の起用を発表しているがは、マゼピンは父親がロシアの億万長者だという理由だけでなく、F1デビュー前にすでに評判を大きく落としている。
2016年、ニキータ・マゼピンは、ヨーロッパF3選手権でカラム・アイロットを殴って出走停止処分を受け、今年のF2では、スパ大会でコース外に角田裕毅を押し出して5秒ペナルティを科せられたことに腹を立てて、パルクフェルメにマシンを停める際に角田裕毅の方に2位のボードを跳ね飛ばす暴挙。また、バーレーンでは角田裕毅とフェリペ・ドルゴビッチへの危険な防御行為に対してそれぞれ5秒ペナルティを科せられた。さらにバーレーンの投稿後では女性の友人の胸を触ろうとしている動画をインスタグラムに投稿し、FIAとF1もそれを非難した。特にこの行為はF1ファンの嫌悪感を増幅させている。ソーシャルメディアではF1ファンがF1の反人種差別キャンペーンである『#WeRaceAsOne』のハッシュタグとロゴマークをもじって、『#WeSayNoToMazepin』のハッシュタグとロゴを作成し、特にFIAが投稿するTwitterのリプライする形でニキータ・マゼピンの追放を求めている運動を展開している。