2020年のF1世界選手権は、タイトル争いにほとんどの注意が向けられているが、興味深い戦いは最後尾で行われることになるかもしれない。ウィリアムズは、2019年に最下位でシーズンを終えたが、昨年リザーブドライバーを務め、今年からレースドライバーに昇格したニコラス・ラティフィは新車FW43が“はるかに良くなっている”と語る。
「他の人と同じくらい進歩したか? 他とりも進歩したかも? 僕たちはある程度のことは改善できている」とニコラス・ラティフィは Auto Hebdo に語った。「僕たちがどの位置にいるかを確認するのが待ち遠しいし、興奮している。テスト最終日にはジョージ(ラッセル)がアルファロメオのタイムで走っていた」「そこにあまり大きな意味はないかもしれないけど、僕たちは戦いに参加できると期待している」ミッドフィールドチームのうち、アルファロメオが他のほとんどのチームよりも苦労しているのは確かなようだ。「テストでは、500戦以上のグランプリを獲得した経験豊富なジャーナリストと話をしました」とフィンランドのC MoreのコメンテーターであるNiki Juuselaは語る。「アルファロメオに対する彼らの評価は“sh*t”だった」元F1エンジニアのオッシ・オイカリネンによると、アルファロメオが本当にグリッドの最下位に近い場合、キミ・ライコネンを含むドライバーのモチベーションに影響を与える可能性があると懸念する。「シーズンのスタートは難しいが、マシンが良くなることを知っていれば、モチベーションは大丈夫だ」とオッシ・オイカリネンは語る。「しかし、悪いマシンから始めて開発できない場合、ドライバーのモチベーションが試されることになる」