NASCARネイションワイド・シリーズの多重クラッシュで負傷した観客14名のうち、重体の2人を除いては搬送された病院を退院した。残りの2名も地元の病院ハリファックス・ヘルスで安定した状態にあるという。23日にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われたNASCARネイションワイド・シリーズ決勝の最終ラップで多重クラッシュが発生。カイル・ラーソンのマシンがフェンスに叩きつけられ、エンジンとホイールのひとつがフェンスを突き抜け、もう片方のタイヤはグランドスタンドに飛んでいった。
この事故で観客の14人が処置を現場で受けたほか、14人が病院に搬送されていた。2名が重体と報じられ、うち1名は生死に関わる状態だと報じられていた。しかし、日曜日の朝には両名ともに“安定”へとステータスがアップグレードされた。関連:NASCARで多重クラッシュ、観客2人が重体