武藤英紀は、インディカー第12戦ミッドオハイオの予選で12番手だった。武藤英紀は予選第1ステージの第2グループで走り、グループ内での6番手のラップタイムをマークして第2ステージへと進出。第2ステージでも自己ベストを更新したがファイナルへと進むことはできず、予選結果は12位となった。
走行初日にトップタイムをマークしたチームメイトのグレアム・レイホール(Newman/Haas Racing)は、予選で27台出場中の25位という結果に終わった。ごく小さなタイム差でグリッドは大きく変わり、インディカー・シリーズの実力伯仲ぶりが見事に現れた予選だった。武藤英紀 (12番手)「マシンの仕上り具合はまだ完ぺきではないと感じています。もっと上位で戦えなくてはなりません。しかし、現在我々の置かれている状況では、今日は100パーセントの力を発揮できたと思います。ソフトコンパウンドのレッドタイヤを第1ステージに2セット投入したので、第2ステージにはもう新品のレッドタイヤがなく、マシンは滑っていました。しかし、そうした状況でも自己ベストを更新できました。2回のプラクティスと予選を走って得られた感触としては、我々は明日のレースで今までのロードレース以上の戦いを実現する力があると感じています」