F1スペインGP 決勝のハイライト動画。2021年のF1世界選手権 第4戦 F1スペインGPの決勝が5月9日(日)にカタルニア・サーキットで行われた。日曜日のバルセロナは曇り空。ほんの少し雨も降ったが、路面には影響せず、現地時時間15時から気温は24.9℃、路面温度44℃のドライコンディションで66周のレースはスタートした。
優勝はメルセデスF1のルイス・ハミルトン。ポールポジションからスタートしたハミルトンは、スタートでマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)に先行を許す。セーフティカーを挟んで1秒以内の攻防が続く中、先に動いたのはレッドブル・ホンダ。25周目にトップを走行していたマックス・フェルスタッペンがピットインしてミディアムタイヤに交換する。ルイス・ハミルトンはその4周後の29周目にピットイン。再び1秒以内に近づき、DRSを使ってホームストレートで20km/h以上速いスピードで追いかけても抜けないサーキット特性。すると、43周目(残り23周)でルイス・ハミルトンが2度目のピットイン。チームメイトノバルテリ・ボッタスを挟んでマックス・フェルスタッペンとの差は約22秒。そこから1周あたり1秒以上速いスピードで追い上げていく。そして、59周目に1秒以内に追いつくと60周目にフェルスタッペンを捕らえて勝負あり。今季3勝目、通算98勝目を挙げて、100回目のポールポジションを獲得したレースに花を添えた。レッドブルがミディアムタイヤが残っていなかったのに対し、メルセデスは中古のミディアム(6周オールド)を残していたことが勝因となった。2位はマックス・フェルスタッペン。ルイス・ハミルトンに抜かれた直後の61周目にピットインしてソフトに交換。ファステストラップを記録して追加の1ポイントを得た。3位にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が続いた。以下、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)、ダニエル・リカルド(マクラーレン)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)までがトップ10入り。ピエール・ガスリーは、スタートでグリッドをはみ出したことで5秒のストップ&ゴーペナルティを受けるが、それを跳ねのけての入賞となった。チームメイトの角田裕毅は8周目に燃圧の問題に見舞われてコース上でストップ。この日唯一のリタイアとなった。OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "FmZWUzazE6pXVN229d4k3Pgi1XLiWi9A");});