2021年のF1プレシーズンテスト2日目のハイライト動画。3月13日(土)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで2日目のセッションが行われた。午前中にはメルセデスF1のルイス・ハミルトンがターン13でスピンを喫して赤旗の原因となる珍しい場面。まだリアのスイートスポットを見つけられていないと語るハミルトン。レース週末のフリー走行ではこのような場面は良くみられるものであり、あまりにネガティブな予想はできないかもしれない。
チームメイトのバルテリ・ボッタスは、午後に最も柔らかいC5タイヤでトップタイムを記録。昨年はソフトタイヤを使わずに不気味にロングランに徹していたメルセデスF1だが、テストが3日間に削減され、リア周りのルール変更によってダウンフォースが失われている今年、早めにパフォーマンス走行を実施するのはノーマルなことだろう。2日目は2回のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソが登場。チャンピオンを獲得した時代を連想されるヘルメットデザインで127周を走り込んだ。また、セルジオ・ペレスはレッドブル・レーシングで初の本格テストを実施。エンジンカバーが砕け散るというアクシデントはあったが、ロングランを主体に走行を行った。2番手タイムをスクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーが記録。チームメイトの角田裕毅よりもAT02に手応えを感じているようだ。3番手にはアストンマーティンF1のランス・ストロール。チームメイトのセバスチャン・ベッテルは午前中にギアボックストラブルによって10周しか走行できなかったが、ストロールは快調に走行距離を伸ばした。4番手にはマクラーレンのランド・ノリスが続いており、メルセデスF1エンジン勢が競争力をみせている。5番手にはアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)が入り、6番手の本家シャルル・ルクレール(フェラーリ)を上回った。7番手にはウィリアムズのニコラス・ラティフィが続いている点も興味深い。ハースF1は速さことないものの、両ルーキードライバーが堅実に走行距離を重ねている。ニキータ・マゼピンがアントニオ・ジョビナッツィに接触しそうなシーンがあったが、本人曰く「追従した場合のダウンフォースの喪失を確認したかった」とのことだ。OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "JmM28wazE6kuVr7mdOnu-0moBKE5yYiK");});