2019年のF1バルセロナテスト1回目が2月21日(木)に最終日を迎え、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグが最速タイムをマーク。ホンダ勢はアレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)が2番手、ピエール・ガスリーが11番手でテストを終えた。4日間の2019年最初のテストも今日が最終日。前日からようやくウィリアムズが加わり、全10台がコース上で走行を行った。
最終日のトップタイムを記録したのはルノーのニコ・ヒュルケンベルグ。午後から走行を行ったニコ・ヒュルケンベルグは、ピレリの最も軟らかいC5コンパウンドで4日間の最速タイムとなる1分17秒393をマーク。昨年のポールタイム(1分16秒173)に1.220秒差まで迫った。しかし、その後コース上でストップして赤旗の原因となり、24周で走行を終えた。2番手タイムは、トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボン。ホンダのF1エンジンを搭載するSTR14で136周を走行し、ピレリの最も軟らかいC5コンパウンドで1分17秒637を記録。前日にチームメイトのダニール・クビアトが記録した最速タイムを0.067秒上回った。4番手タイムは、メルセデスのバルテリ・ボッタス。午後から走行したバルテリ・ボッタスは58周を走行し、C5タイヤで1分17秒858をマーク。午前中にはルイス・ハミルトンが走行を担当。上位2名よりも1段階硬いC4コンパウンドであっさりと1分18秒の壁をやぶって5番手タイムとなる1分17997秒をマーク。競争力不足が囁かれていたメルセデスだが、あっさりのその評価を覆してみせた。この日はウィリアムズでF1復帰を果たすロバート・クビサが新車FW42で初走行。スピンを喫する場面もあったが、48周を走行してC3タイヤで1分21秒542を記録した。OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "hycjBiaDE6Gfp4Bla1DYFxYEWE9BhV48");});2019年 F1 バルセロナテスト 4日目 結果PosドライバーチームマシンタイムGAP周回1ニコ・ヒュルケンベルグルノーR.S.191分17秒393 ○  242アレクサンダー・アルボントロロッソSTR141分17秒637 ○ +0.2441363ダニエル・リカルドルノーR.S.191分17秒785 ○ +0.392344バルテリ・ボッタスメルセデスW101分17秒857 ○ +0.464575ルイス・ハミルトンメルセデスW101分17秒977 ○ +0.584586シャルル・ルクレールフェラーリSF901分18秒046 ● +0.6531387ランド・ノリスマクラーレンMCL341分18秒431 ● +1.0381328アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオC381分18秒511 ● +1.1181549ロマン・グロージャンハースVF-191分18秒563 ● +1.1706410ケビン・マグヌッセンハースVF-191分18秒720 ● +1.3276611ピエール・ガスリーレッドブルRB151分19秒780 ● +1.38714612ランス・ストロールレーシングポイントRP191分19秒664 ○ +2.2717213ジョージ・ラッセルウィリアムズFW421分20秒997 ● +3.6041714ロバート・クビサウィリアムズFW421分21秒542 ○ +4.41948● C1 / ○ C2 / ● C3 / ● C4 / ○ C5ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、内部的に最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5)と名付け、その中から3つのコンパウンドを各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。公式テストではレースとは異なり、5種類すべてのコンパウンドが使用するため、F1マシンがどのタイヤを装着しているかを識別しやくすくするため、ピレリは最も硬いC1と最も柔らかいC5にサイドウォールにストライプをつけないカラーリングを採用ししている。
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