2018年のF1世界選手権 第10戦 イギリスGPのフリー走行1回目が7月6日(金)にシルバーストン・サーキットで行われた。今年、路面が再舗装されたシルバーストンでは、ハードタイヤが初登場。また、ホームストレートからターン2までの区間に新たに3つ目のDRSゾーンが追加されたことも注目のポイントとなっている。
そのDRSゾーンでロマン・グロージャン(ハース)が最初の犠牲者となった。この新しいDRSゾーンでは、各ドライバーはDRSをオープンにして進入するも、ダウンフォースを回復ためにマニュアルで一旦DRSを閉じて高速コーナー後に再びオープンにすることで対応している。しかし、ロマン・グロージャンはパンプによってマニュアルでDRSを閉じるボタンを押すことができず、オープンにしたままでターン1でコースオフ。バリアに激しくクラッシュした。このクラッシュにより、ロマン・グロージャンはモノコックの交換が必要となり、レギュレーションによりFP2に参加できなくなった。キミ・ライコネン(フェラーリ)を始めとするドライバーがスピンを喫するなか、終了5分前にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がマシントラブルにとってストップしている。また、序盤にはケビン・マグヌッセン(ハース)がフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)に対して危険な動きをしたとして、セッション後にスチュワードに呼び出されている。フリー走行1回目のトップタイムを記録したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。ソフトタイヤで1分27秒487を記録。2番手には0.367秒差でバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが再び1-2体制で週末をスタート。3番手にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が0.511秒差で1分27秒台のタイムを記録。4番手にはダニエル・リカルド(レッドブル)、5番手にはキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーがトップから2.517秒差となる1分30秒004で12番手タイム、ブレンドン・ハートレーは18番手タイムとなる1分30秒749だった。2018年 F1イギリスGP 動画:フリー走行1回目OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "FyNThwZjE60k6im0c5pgU-5uoceKqTy2");});関連:F1イギリスGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム
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