トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1アゼルバイジャンGPの決勝でケビン・マグヌッセン(ハース))から幅寄せを受け、レース後に“最も危険なドライバー”と激怒していたが、F1公式サイトはそのインシデントについての動画を公開した。40周目のレッドブル勢の同士討ちにより2度目のセーフティカーが導入。レースは47周目に再開。国際映像は2番手のセバスチャン・ベッテルの1コーナーでのコースオフやバルテリ・ボッタスのバンクを映していたが、同時に後方でも入賞を賭けたバトルが繰り広げられていた。
12位でフィニッシュしたピエール・ガスリーはレース後、ケビン・マグヌッセンに激怒していた。「ケビンは僕がこれまでレースをしてきたなかで最も危険なドライバーだ。彼は文字どおり時速300kmで僕をウォールに追いやり、レースを完全に台無しにした。リスタートで僕は最悪でも10位になっていただろう。まずそれがひとつだ」「セーフティカーが入って、僕はピットインして11番手だった。ポイントが獲れることはわかっていた。セーフティカーライン1の直前で彼を抜くつもりだったし、インサイドを突いた。彼はちょうど真ん中で僕をウォールに追いやった。それでフロアの半分が壊れた。フロントホイールの両輪が宙に浮いて、右側ミラーが壊れ、ステアリングも曲がった。その後はとにかくレースの最後まで生き残ろうと頑張った。その後のレースはほぼ意味のないものだった」一方のケビン・マグヌッセンは「クルマのバイブレーションが酷くて、ミラーで何も見ることができなかった」と主張しており、映像でも確かにそれは確認できる。スチュワードはこのインシデントに関して、ケビン・マグヌッセンに10秒加算ペナルティと2ポイントのペナルティポイントを科している。「カーバンバー20のドライバー(マグヌッセン)、予測できない不必要な動きで左側に移動し、その方向を維持していたカンバー10(ガスリー)と接触した」だが、ピエーエ・ガスリーは、ケビン・マグヌッセンのその後の2回目の動きについても不満を述べている。FIAレースディレクターのチャーリー・ホワイティングは「今日のケビンの行為は間違ったものだったし、正当に処罰された。ピエールは1回目の接触後に再び彼がそうしたことに不満を抱いていた」と語った。ピエール・ガスリーは、フリープラクティスでもケビン・マグヌッセンに幅寄せされて怒りを露わにしていた。OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "xydTc3ZjE6Y-O0lYi-Uqn7pQD_Sfppjk");});関連:F1アゼルバイジャンGP 結果:ルイス・ハミルトンが逆転優勝!
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