2017年 F1 ブラジルグランプリのフリー走行1回目が27日(金)にサンパウロのインテルラゴス・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムを記録した。気温24℃、路面温度35.9℃でセッションはスタート。まだトラックが汚れているなか、セバスチャン・ベッテルをはじめ、スピンやコースオフするシーンが多く見られた。
開始早々、ブレンドン・ハートレー(トロ・ロッソ)のマシンが白煙を上げてストップ。その後、ピエール・ガスリーにもMGU-Hのトラブルが発生。再びルノーのパワーユニットに信頼性問題が起きている。また、ルイス・ハミルトンがニコ・ロズベルグに幅寄せされて芝生にはみ出るシーズンがあり「ヒュルケンベルグはとても危険だった」と無線で不満を訴えるシーンもあった。ダブルタイトルを獲得し、2018年にむけた実験的なコンセプトを試したメルセデスは、ルイス・ハミルトンがコースレコードを大幅に更新する1分9秒202秒をマークしてトップタイムを記録。2番手にも0.127秒差でバルテリ・ボッタスが続き、2018年にむけて力強いメッセージを発した。その後にはキミ・ライコネン(フェラーリ)、レッドブルの2台が続いた。今回が最後の母国グランプリとなるフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)は7番手タイムで1回目のセッションを終えた。また、今回のセッションでは、フォース・インディアがGP3チャンピオンのジョージ・ラッセル、ザウバーがF2チャンピンのシャルル・ルクレールを起用。F1チャンピオンのルイス・ハミルトン、WECチャンピオンのブレンドン・ハートレーと4名の今季のチャンピオンが共演を果たした。F1ブラジルGPのフリー走行2回目は、この後25時(現地時間14時)から行われる。2017 F1 ブラジルグランプリ 動画:フリー走行1回目 OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "tteDBjZDE6YV-zPkRjaiDaoarJuahxo8");});関連:F1ブラジルGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンが最速タイム
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