F1イタリアGPのフリー走行2回目が1日(金)にモンツァ・サーキットで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が最速タイムを記録した。午後に雨が予報されていたモンツァだが、天候は晴れ。午前中よりも気温は上がり、現地時間14時に気温25.3℃、路面温度35.3℃というドライコンディションでセッションはスタートした。
スロットル全開率がカレンダー中最大の75%とパワーユニットに厳しい高速のモンツァ・サーキット。フリー走行2回目では、残り30分を迎えようとしたところでカルロス・サインツ(トロ・ロッソ)のエンジンがブロー。コース脇にマシンを止めた。また、残り10分のところでケビン・マグヌッセン(ハース)がサスペンションを壊してマシンを止めている。フリー走行2回目のトップタイムは、メルセデスのバルテリ・ボッタスが記録した1分21秒406。2番手にも0.056秒差でチームメイトのルイス・ハミルトンが続いた。3番手にはセバスチャン・ベッテル、4番手にはキミ・ライコネンとフェラーリ勢が続いた。トップのメルセデスとベッテルとの差は0.398秒。5番手にはマックス・フェルスタッペン、6番手にはダニエル・リカルドとレッドブル勢が続いた。二人は決勝でエンジン交換によるグリッド降格ペナルティが決定している。マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンが7番手、フェルナンド・アロンソが8番手とトップ3に次ぐ4番手チームの位置につけた。二人とも前戦F1ベルギーGPで使用したホンダの“スペック3.5”エンジンでセッションに挑んだ。アロンソは35グリッド降格ペナルティが決定している。2017 F1 ベルギーGP フリー走行2回目 動画OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "1rZTlpYzE6UzO8nqd8k27vT7uHiYswFX");});関連:F1イタリアGP フリー走行2回目:バルテリ・ボッタスが最速タイム