Movistar Yamaha MotoGPはアルゼンチンGPで見事なパフォーマンスで、開幕戦に引き続き今季2度目となるダブル表彰台を獲得した。マーベリック・ビニャーレスはグリッド6番手からトップに立ち、他を圧倒し2連勝。チームメイトのバレンティーノ・ロッシは、激しい追い上げを見せて2位でチェッカーを受け、自己通算350回のグランプリを飾った。
Movistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシが今季2度目のダブル・ポディウムを獲得!マーベリック・ビニャーレスはグリッド2列目から絶好のスタートを切って3番手に浮上。前を行くカル・クラッチロー(ホンダ)にプレッシャーをかけながらチャンスをうかがい、3周目の第7コーナーでパス。すると、ほどなくトップ走行中のマルク・マルケス(ホンダ)が転倒し、ビニャーレスがレースをリードすることとなった。トップに立って前方がクリアになったビニャーレスは、ペースを上げ、後続を引き離しにかかる。条件がすべて揃い、ミスもなく走行を続けるなかで次第にアドバンテージを築き、2位に2.915秒差をつけてゴールした。ヤマハにとってシーズン初戦と第2戦の連勝は、1990年のウェイン・レイニー以来の快挙であり、500勝へあと一歩とせまる。チームメイトのバレンティーノ・ロッシもグリッド7番手から好スタートを切り、第1コーナー進入ではビニャーレスに並んでいった。その立ち上がりで6番手となるも、すぐさまペドロ・ペドロサ(ホンダ)、カレル・アブラハム(ドゥカティ)をパスし、懸命にビニャーレスのテールを追ってゆく。4周目にマルケスが転倒して3番手に上がり、2番手浮上のチャンスとなる。ペースを上げ、ついに1分40秒台の壁を破ったロッシはクラッチローの背後に接近。4番手以下はトップ3のペースについて行くことができず、すでに5秒ほどのアドバンテージを築いていたため、ロッシはこのバトルだけに集中することができた。そして絶好のタイミングと場所を選び、残り7周の第5コーナーで慎重に交わすと、その後も1分40秒台前半のハイペースをキープしながらクラッチローを少しずつ引き離し2位でチェッカー。2016年のル・マン以来のヤマハ1-2フィニッシュを実現した。この結果、マーベリック・ビニャーレスはランキングトップをキープ。バレンティーノ・ロッシは合計36ポイントで2位につけている。コンストラクターズ・ランキングにおいても、ヤマハは、合計50ポイントでトップ、Movistar Yamaha MotoGPは、合計86ポイントでチーム・ランキング・トップ。また、2位にはMonster Yamaha Tech3 Teamが59ポイント差で追っている。Monster Yamaha Tech3 Teamのヨハン・ザルコが5位獲得! ジェナス・フォルガーも6位でゴールMonster Yamaha Tech3 Teamのルーキーふたりが、YZR-M1で見事なパフォーマンスをみせた。ヨハン・ザルコはグリッド14番手からスタートすると素早くペースをつかみ、経験豊富なライバルたちを相手に順調にポジションアップ。最終的にルーキー・トップの5位まで浮上してチェッカーを受けた。一方、チームメイトのジェナス・フォルガーもザルコに続く6位獲得と健闘。グリッド4列目から好スタートを切り、オープニングラップで8番手まで浮上した。ここから安定したリズムをキープしながらプッシュを続け、残り2ラップでダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)をパスして6位に上がった。次回は2週間後、アメリカはテキサス州オースティンのCircuit Of The Americasで開催される。Movistar Yamaha MotoGPマーベリック・ビニャーレス(優勝)「とてもいい仕事ができました。午前中にタイヤを決定し、そのフィーリングが最高だったんです。グリップ・レベルは終始、絶好調で自信を持って走ることができました。ミシュランの仕事ぶりも本当に素晴らしかったです。まるで夢のようです。チームのみんなにお礼を言わなければなりません。すべては彼らの素晴らしい仕事のおかげです。これからもこの調子でがんばります」バレンティーノ・ロッシ(2位)「メカニックのブレントがグリッド上で僕に言ったんです。"350回目だ。いいレースにしよう"ってね。1ラップ目から最終ラップまでずっと、非常に力強く、とてもいい走りができました。すごくうれしいです! 僕自身、ハードなトレーニングを続けてきて体調がとてもいいので、マシンに乗っていてもフィーリングが良く、最初から最後までしっかりプッシュすることができます。集中力も高くキープできていて、その結果としてカル(クラッチロー)とのバトルを制することができたのだと思います。悔しいことにマーベリックのほうがちょっと速かったんですが、ヤマハの1-2フィニッシュは僕にとってもチームにとっても最高の成果です! ラップタイムを見ればマーベリックのほうが常にちょっと速いのだから、もし僕がもっと早くカルをパスしていたとしても結果は変わらなかったと思います。このコースはいつもトリッキー。過去にもいろいろありました。もともとの凸凹やスリッピーさに加えて昨日は雨も降りました。そんなときは慎重に注意をはらわなければ成りませんし、また運も必要です。僕らにはとてもうまく運びました。マシンも好調に走ってくれたので、貴重なポイントを獲得できました」マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)「アルゼンチンがますます好きになりました! 今日のレースを、チームとしては大いに誇りに思っていいでしょう。まずマーベリックがまたやってくれた! スタートからゴールまで、しっかりレースをコントロールし、非の打ちどころのない素晴らしい走りを見せていました。彼が完璧なレースを展開したことは、ラップタイム・シートを見れば一目瞭然。ライバルたちに一度として近づくチャンスを与えませんでした。バレンティーノも考え得る限りで最高のパフォーマンス。グリッド後方から果敢に追い上げ、今回もまた、決勝で困難を乗り越える能力を証明しました。彼にとっては厳しいウイークでしたが、そのなかでも決してあきらめず、常に解決策を追求し続けたのです。それがこの結果につながりました。マーベリックの強さを証明し、バレンティーノの350回目のグランプリを成功させ、ヤマハに1-2フィニッシュと499回目の勝利をもたらすことができました」Monster Yamaha Tech3 Teamヨハン・ザルコ(5位)「いい仕事ができたと納得して、ここアルゼンチンを離れることができるのはとても幸せです。14番手からのスタートでしたが、マシンに乗っている...
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