MotoGP 第4戦 スペインGPの決勝が6日(日)にヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が優勝した。快晴の下、気温2.49℃、路面温度39.5℃のコンディションで25周のレースはスタート。ホールショットを奪ったのは4番グリッドのホルヘ・ロレンソ(レプソル・ホンダ)。ポールポジションスタートのカル・クラッチロー(LCR・ホンダ)は5番手まで順位を落とす。
7周目には5番グリッドスタートのマルク・マルケスが首位に浮上。カル・クラッチローは残念ながら転倒リタイアとなる。翌周には8番グリッドスタートのアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が3番手に浮上。マルケス、ロレンソ、ドヴィツィオーゾ、ダニ・ペドロサとホンダとドゥカティの4台が上位グループを成形する。残り10周の時点でマルク・マルケスがひとつ抜け出し、2番手のホルヘ・ロレンスに2秒近く差をつける。そして、残り8周で大波乱。2番手を争っていたアンドレア・ドヴィツィオーゾ、ホルヘ・ロレンソ、ダニ・ペドロサの3台がクラッシュして揃ってリタイア。これでマルク・マルケスは2番手に7秒近くのセーフティリードを築くことになる。2番手にはヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)、3番手にはダニロ・ペトルッチ(アルマ・プラマック)が浮上。アンドレア・イアンノーネ(スズキ)、ジャック・ミラー(アルマ・プラマック)、バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)が3位争いを展開。残り2周でイアンノーネが3番手に浮上する。優勝はマルク・マルケス。アメリカズGPに続く連勝で今シーズン2勝目。2位にはヨハン・ザルコ、3位にはアンドレア・イアンノーネが逃げ切って3位表彰台を獲得。イアンノーネは自身初となる2戦連続の表彰台となった。以下、ダニロ・ペトルッチ、バレンティーノ・ロッシ、ジャック・ミラー、マーベリック・ビニャーレス、フランコ・モルビデリ、ミカ・カリオがトップ10入り。中上貴晶は12位でフィニッシュ、3戦連続でポイント獲得した。キャリア通算369戦目となったバレンティーノ・ロッシは、15ラップ(キャリア通算8,730ラップ)を周回した時点で赤道面で地球を一周した距離となる40,075キロメートルに相当する走行距離に到達した。第4戦を終えてマルク・マルケスが70ポイントで首位に浮上。2位にヨハン・ザルコ(58ポイント)、3位にアンドレア・ドヴィツィオーゾ(50ポイント)で続いている。2018年 MotoGP 第4戦 スペインGP 決勝 結果順位No.RiderTeam193マルク・マルケスレプソル・ホンダ・チーム25ヨハン・ザルコモンスター・ヤマハ・テック3329アンドレア・イアンノーネチーム・スズキ・エクスター49ダニロ・ペトルッチアルマ・プラマック・レーシング546バレンティーノ・ロッシモビスター・ヤマハ MotoGP643ジャック・ミラーアルマ・プラマック・レーシング725マーベリック・ビニャーレスモビスター・ヤマハ MotoGP819アルバロ・バウティスタアンヘル・ニエト・チーム921フランコ・モルビデリエストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS1038ミカ・カリオレッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング1144ポル・エスパルガロレッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング1230中上貴晶LCR・ホンダ・イデミツ1338ブラッドリー・スミスレッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング1453ティト・ラバットレアーレ・アビンティア・レーシング1545スコット・レディングアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ1655ハフィス・シャリンモンスター・ヤマハ・テック31710ザビエル・シメオンレアーレ・アビンティア・レーシング1817カレル・アブラハムアンヘル・ニエト・チームRT99ホルヘ・ロレンソドゥカティ・チームRT4アンドレア・ドヴィツィオーゾドゥカティ・チームRT26ダニ・ペドロサレプソル・ホンダ・チームRT35カル・クラッチローLCR・ホンダ・カストロールRT12トーマス・ルティエストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDSRT42アレックス・リンスチーム・スズキ・エクスターRT41アレイシ・エスパルガロアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
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