MotoGP 第17戦マレーシアGPの決勝レースが30日(日)、セパン・インターナショナル・サーキットで行われ、総合7位のアンドレア・ドビツィオーゾが、2009年7月の第10戦イギリスGP以来7年ぶりとなる最高峰クラス2勝目、キャリア通算11勝目、7度目のポール・トゥ・ウインを挙げ、総合5位に浮上した。気温25度、路面温度28度のウェットコンディションの中、ポールポジションのアンドレア・ドビツィオーゾは、序盤からトップグループに位置。ラスト5ラップにトップに飛び出せた。
2位には3.115秒差でバレンティーノ・ロッシが今季10度目の表彰台を獲得。3位には11.924秒差でホルヘ・ロレンソが続いた。以下、エクトル・バルベラ、ロリス・バスマーベリック・ビニャーレス、アルバロ・バウティスタ、ジャック・ミラー、ポル・エスパルガロ、ダニロ・ペトルッチがトップ10入りした。4番グリッドのマルク・マルケスは、4番手走行中の12ラップ目に最高峰クラスで最多となる16度目の転倒を喫した後、15番手でレースに復帰すると、ラストラップに2人を抜いて11位。17番グリッドの青山博一は16位だった。5番グリッドのカル・クラッチローは、5番手走行中の12ラップ目に週末3度目、今季24度目転倒。6番グリッドのアンドレア・イアンノーネは、3番手走行中の13ラップ目に今季13度目の転倒で、リタイアを喫した。チャンピオンシップは、バレンティーノ・ロッシの総合2位が決定。総合3位のホルヘ・ロレンソは、総合4位のビニャーレスに対して、11ポイント差から17ポイント差にアドバンテージを広げた。
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