MotoGP 第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの決勝レースが11日(日)、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで行われ、総合5位のダニ・ペドロサが、昨年10月の第17戦マレーシアGP以来14戦振りとなる今季初優勝、当地で2009年以来2勝目、最高峰クラスで29勝目、レジェンドライダーのフィル・リードに並ぶキャリア通算52戦目を飾り、総合4位に再浮上した。
気温28度、路面温度43度のドライコンディションの中、8番グリッドのペドロサは、フロントにソフトコンパウンド、リアにミディアムコンパウンドを選択。サーキットレコードラップを上回るペースで14ラップ目に3番手、ラスト7ラップの22ラップに目に1番手に飛び出した。2番グリッドのバレンティーノ・ロッシ フロント、リア共にミディアムコンパウンドを選び、2ラップ目からレースの主導権を握ったが、2.837秒差の2位。3戦連続7度目の表彰台を獲得。ポールポジションのホルヘ・ロレンソは、フロント、リア共にミディアムを選び、4.359秒差の3位。3戦振り7度目の表彰台を獲得した。ウォームアップ走行で週末2度目、今季12度目の転倒を喫したが、週末2度目、今季22度目の1番時計を記録した4番グリッドのマルク・マルケスは、フロントにハード、リアにミディアムを選択し、4.359秒差の4位。3番グリッドのマーベリック・ビニャーレス、6番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾ、5番グリッドのミケーレ・ピロ、7番グリッドのカル・クラッチロー、10番グリッドのポル・エスパルガロ、12番グリッドのアルバロ・バウティスタがトップ10入り。15番グリッドのダニロ・ペトルッチ、13番グリッドのステファン・ブラドル、11番グリッドのエクトル・バルベラ、16番グリッドのユージン・ラバティ、17番グリッドのスコット・レディングがポイント圏内に進出した。タイトル争いは、総合1位のマルク・マルケスに対して、総合2位のバレンティーノ・ロッシが50ポイント差から43ポイント差に接近した。次戦アラゴンGPは、モーランド・アラゴンで23日に開幕、25日に決勝レースが行われる。※決勝レース後、レースディレクションは、クラッチローがコースアウトを喫したことから、1.5秒のペナルティを科すことを決定。9位でゴールしたエスパルガロ弟が8位に昇格、クラッチローが9位に降格した。
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