MotoGP 第12戦イギリスGPの公式予選は3日(土)にシルバーストンで行われ、カル・クラッチローが2013年8月の第11戦チェコGP以来、キャリア通算3度目のポールポジションを奪取した。気温16度、路面温度17度のレインコンディションの中、カル・クラッチローは、2分19秒265を記録してポールポジションを獲得。バレンティーノ・ロッシが2番手に入り、今季8度目、当地で初めて1列目に進出。
マーベリック・ビニャーレスは、1.249秒差の3番手に入り、今季3度目の1列目を獲得した。4番手はダニ・ペドロサ、5番手にはマルク・マルケスとホンダ勢が続き、ユージン・ラバティが、1.556秒差の6番手に入り、自己最高位を獲得。スコット・レディングが7番手、アンドレア・イアンノーネが8番手、ホルヘ・ロレンソが9番手で3列目に並ぶ。カル・クラッチロー (1番手)「インタビュールームにいることが嬉しい。ホームグランプリのポールポジション獲得は最高の気分だから、仕事をしてくれたチーム全員に感謝したい。困難なコンディションの中からアドバンテージを引き出すことができたのは良かった。ドライでも僕たちは速いけど、ポールポジションを獲得することは難しかっただろう。イギリスGPでグッドなリザルトを獲得することは難しい。ファンの前でグッドなリザルトが要求されるから、この結果が嬉しい。明日はグレートなバトルとなるだろう。何ができるか楽しみだ。100%を尽くそう」バレンティーノ・ロッシ (2番手)「このようなコンディションは、いつも難しいけど、幸運にもフリー走行もウェットだったから、セッティングとバランスを良くすることができた。フリー走行ではあまり自信がなかったけど、バイクが大きく良くなったから、予選を上手くやれる手応えがあり、プッシュすることができた。2番手からのスタートは明日のレースに向けて非常に重要だけど、コンディションを確認しないと。ドライでは、僕たちは強くない。仕事が必要で、明日は何が起こるか見てみよう」マーベリック・ビニャーレス (3番手)「今日のセッションは本当に難しかった。フリー走行4で雨が降ってしまい、バイクのフィーリングを見つけることができなかった。トラックは滑りやすく、とても心配だったけど、幸運にも僕のチームが素晴らしい仕事をしてくれ、予選2に向けて、セットアップと電子制御を変更してくれたから感謝しないと。マシンを走らせることがすごく簡単になった。僕たちはウェットで格闘していたけど、全てが突然に、他のライダーたちのように戦闘的になった。晴れても雨でも、ポジティブなレースになりそうだ」