MotoGPを運営するドルナスポーツは1月24日(木)、2006年王者の故ニッキー・ヘイデンが愛用していたゼッケン番号『69』をサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催される第3戦アメリカズGPから欠番とすることを発表した。レジェンドの父親アール・ヘイデンは「ニッキーにとって、オースティンで#69が欠番になることは大変名誉なことです。アメリカのレースで欠番となることは適切であり、ニッキーにとっては大きな意味があります」とコメント。
「個人的には、これは大変特別なイベントとなるでしょう。ゼッケン69は私が現役時代に使用し、ニッキーが常にゼッケン69をバイクに貼って走っていたことを誇りに思っていました。家族全員を代表して、困難な時期に私たちをサポートしてくれた行為と共に、これほど特別な手段でニッキーを称えてくれるドルナに感謝します」ドルナスポーツの最高経営責任者カルメロ・エスペレータは「ゼッケン69がチャンピオンシップから欠番になることを発表できることになり、誇りに思います。ニッキー・ヘイデンは、パドックにとって最も偉大な財産の1人であり、トラックの内外において、素晴らしい模範的なライダーでした。彼の遺産を改めて称え、ゼッケン69がレジェンドとチャンピオンシップの代名詞として残ることは大きな喜びです」と、欠番を決定した理由を説明した。欠番のセレモニーが開催される第3戦アメリカズGPは、4月12日に初日、14日に決勝レースが行われる。