レプソル・ホンダは、第15戦日本GPのフリー走行2で転倒を喫した際に右鎖骨を骨折し、15日にバルセロナ市内の大学病院で手術を受けたダニ・ペドロサが、今週末にリカルド・トルモ・サーキットで開催される最終戦バレンシアGPで復帰することを発表した。3連戦の欠場で、総合4位から6位に後退したダニ・ペドロサは、リハビリに専念していたが、イタリア・ミラノで開催中のモーターサイクルショー(EICMA)で行われた本田技研の二輪モータースポーツ活動発表会に出席。久々に元気な姿を見せた。
「ここ3週間は、痛みだけでなく、特に手術の後で、得意とするサーキットでのレースを欠場してしまい、簡単ではなかったけど、リハビリを始め、日に日に良くなっている。バレンシアで復帰する考えが、困難な状況の時に助けとなってくれた。バイクの上でどうなるか分からないけど、復帰できることが嬉しい。サーキットが好きだ。良い思い出がある。ファンの前でもう一度走れることが嬉しい」とダニ・ペドロサは復帰の喜びを語った。