MotoGP」チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツは6月8日(木)、第6戦イタリアGPの開催地ムジェロ・サーキットのプレスカンファレンスルームでアンドレア・ドヴィツィオーゾをレジェンドに命名。殿堂入りのセレモニーを開催した。イタリア・ロマーニャ州フォルリンポーポリ出身のアンドレア・ドヴィツィオーゾは、2002年からチャンピオンシップにレギュラー参戦。3年目の2004年に年間5勝を挙げて、『125cc』のチャンピオンに輝き、翌年から『250cc』に参戦。
1年目に新人王と総合3位、2年目と3年目に総合2位を獲得すると、デビューシーズンから所属していたスコット・ホンダ・チームと共に最高峰クラスに昇格。1年目総合5位。2年目からホンダのファクトリーチーム、レプソル・ホンダに所属すると、ドニントンパークで開催された第10戦イギリスGPで初優勝を挙げて総合6位。3年目総合5位、4年目総合3位を獲得。プレミアクラス5年目は、ヤマハのサテライトチームであるモンスター・テック3に所属して、ホンダ機からヤマハ機に乗り換えて総合4位を獲得。2013年からは、ドゥカティのファクトリーチームに所属。総合8位、総合5位、総合7位、総合5位を獲得した後、所属5年目の2017年に年間6勝を挙げ、最終戦までタイトル争いを繰り広げて総合2位を獲得。2018年と2019年もタイトル争いを展開して総合2位。キャリア19年目の2020年は総合4位。デビュー戦となった2002年4月の開幕戦日本GPからキャリア327戦目となった最終戦ポルトガルGPまで、1戦も欠場することなく、鉄人的な史上最多となる連続参戦記録を更新。8年間所属したドゥカティから離れ、サバティカル期間を経て、2021年9月の第14戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPで復帰。9年ぶりにヤマハ機を駆けたが、2022年9月の第14戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPを最後に現役から引退。アンドレア・ドヴィツィオーゾ「カルメロ・エスペレータの言葉を大変光栄に思い、とても誇りに思う。結果がある。誰もが勝ちたいと思うけど、結局のところ、ここに戻って来て、幾つかの言葉を聞くことができたから、誇りに思うことができる。長い間の関係を本当に嬉しく思う。これほど長い期間を過ごし、今日イタリア人ライダーにとって特別であるムジェロに戻って来て、レジェンドになれることを嬉しく思う。(レジェンドになれることを)期待していなかった。そして、これらの名前と並ぶことがとても嬉しい。それは何かクレイジーなこと。ここにいるみんなに会えたことも嬉しい」アンドレア・ドヴィツィオーゾ 主な記録グランプリ通算346戦 (ランキング2位)プレミアクラス248戦 (ランキング2位)グランプリ通算24勝 (ランキング29位)プレミアクラス15勝 (ランキング18位)グランプリ通算表彰台103回 (ランキング10位)プレミアクラス表彰台62回 (ランキング10位)プレミクラス2556ポイント(ランキング4位)
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