Moto2 開幕戦カタールGPの決勝レースが3月8日(日)にロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、長島哲太(レッドブル・KTM・アジョ)が10年前に友人の故・富沢祥也が初優勝を挙げた舞台でキャリア初優勝を成し遂げた。気温22度、路面温度26度のドライコンディションのなか、14番グリッドの長島哲太は終盤に順位を上げ、ラスト3ラップでトップに飛び出し、新天地に移籍した通算70戦目で初優勝を挙げ、キャリアで初めてポイントリーダーに躍り出た。
中量級での日本人ライダーの優勝は、17年8月の第12戦イギリスGP以来(中上貴晶)、19人目。長島哲太は「開幕戦勝ちましたー!言葉にできないくらい嬉しくて、涙が止まりません!笑 沢山の応援本当にありがとうございます!」とTwitterで喜びを語った。9番グリッドのロレンソォ・バルダッサーリは、1.347秒差の2位。3年連続となるオープニングレースでの表彰台を獲得すれば、3番グリッドのエネア・バスティアニーニは、1.428秒差の3位に入り、昨年8月の第10戦チェコGP以来となる中量級で2度目の表彰台を獲得。ポールポジションのジョー・ロバーツは、1.559秒差の4位。自己最高位を獲得すれば、6番グリッドのレミー・ガードナー、4番グリッドのホルヘ・ナバーロ、13番グリッドのマルセル・シュレッター、16番グリッドのアロン・カネト、10番グリッドのチャビ・ビエルゲ、18番グリッドのトーマス・ルティがトップ10入り。次戦アメリカズGPは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで4月3日に初日、5日に決勝レースが開催される。
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