2018 FIM ロードレース世界選手権権シリーズ 第16戦 日本GPにおいて、ホンダ・レーシング(HRC)の契約ライダーで、レプソル・ホンダ・チーム(Repsol Honda Team)のマルク・マルケスが優勝。3年連続5回目のシリーズチャンピオンに輝いた。マルク・マルケスは、2013年にHondaワークスチームのレプソル・ホンダ・チームからMotoGPクラスに参戦し、デビューイヤーでシリーズチャンピオンとなった。その後、2014年、2016年、2017年にもチャンピオンを獲得した。
MotoGPクラス参戦6年目となる今シーズンは、序盤の2戦こそ勝利を逃すも、第3戦アメリカズGPから3戦連続で優勝。日本GPまでにポールポジション5回、優勝7回と安定した成績を収め、残り3戦を待たずにシリーズチャンピオン獲得を決定した。マルク・マルケス「とにかく、今は本当に幸せな気持ちです。思い描いていた通りのレースができました。6番手からのスタートでしたが、戦略通りに1周目の終わりには2番手へ浮上してドヴィツィオーゾ選手との一騎打ちに持ち込めました。前戦のタイGPと同じく終盤でアタックを仕掛けてトップを奪いました。ドヴィツィオーゾ選手が転倒したというピットからのサインを見て自分のタイトル獲得が決定したのが分かり、素晴らしい気持ちになりました」八郷隆弘 (本田技研工業株式会社 代表取締役社長)「二輪ロードレースの最高峰でチャレンジを続け、5度目のチャンピオンを獲得したマルク・マルケス選手を心から祝福します。またHondaにとってホームとなる日本GPで多くのファン・関係者が見守る中、チャンピオンを勝ち取ってくれたことを大変うれしく思います。今後もHondaは、皆さまと感動を共有できるレース活動を目指し、取り組んでまいります。ご声援ありがとうございました」野村欣滋 (株式会社ホンダ・レーシング 代表取締役社長)「3年連続チャンピオン獲得への期待と重圧がある中でも、シーズンを通して果敢なライディングでファンを魅了し、チャンピオンを獲得したマルケス選手の栄誉を称えたいと思います。またその走りを支え、尽力してくれたチームスタッフ、そしてレース活動を支えてくれた多くのスポンサーと、世界中のMotoGPファンに感謝いたします」
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