2026年F1第6戦モナコGPの予選がモンテカルロ市街地コースで行われ、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が1分12秒051を記録してポールポジションを獲得した。アントネッリにとっては今季4回目、キャリア通算4回目のポールポジションとなる。予選ではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がわずか0.043秒差の2番手につけ、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が3番手、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が4番手に続いた。
アイザック・ハジャー(レッドブル)が5番手と健闘した一方、マクラーレン勢はオスカー・ピアストリが7番手、ランド・ノリスが8番手にとどまった。中団勢ではピエール・ガスリー(アルピーヌ)が9番手、リアム・ローソン(レーシングブルズ)が10番手でQ3進出を果たした。アウディはガブリエル・ボルトレトのクラッシュが響き、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールのアストンマーティン勢も最後尾に沈む厳しい予選となった。1番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)「モナコでのポールポジションは信じられない結果だ。チームはマシンをいい状態に持っていくために素晴らしい仕事をしてくれた。特に難しい金曜日のあと、一晩で改善できたことが大きかった。Q3ではP1を狙えるマシンとドライバーがたくさんいて、本当に僅差の戦いだった。だからポールを獲得できてうれしいし、もう明日が楽しみだ。予選の序盤は完全に順調だったわけではなかった。マシンは少し神経質に感じたけど、セッションが進むにつれてすべてがまとまり始めた。僕たちは正しい調整を行い、Q3に入るころにはマシンの状態にかなり自信を持てるようになった。それが、重要な場面で本当にプッシュする自信につながった。最後のセグメントはものすごく緊張感があり、何が起きるか最後まで分からなかった。最後の数十分の1秒を見つけるのは決して簡単ではないし、特にマックス(フェルスタッペン)がずっと近くにいた。結局、正しいタイミングでラップをまとめ切ることがすべてだったし、それができて本当に満足している。ここでポールに立てたことは大きな意味がある。でも同時に、これは最初の一歩にすぎない。グリッドで自分の周りに誰がいるかは分かっているし、彼らはスタートからプレッシャーをかけてくるはずだ。今はいいスタートを決めて、そこからレースを管理することに集中している。週末を通していいペースを見せられているので自信はあるけど、モナコは常に予測不能だ。落ち着いて、このチャンスを最大限に生かし、明日何ができるか見ていきたい」2番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)「自分のパフォーマンスには本当に満足している。昨日の時点でフロントロウに並べると言われていたら、間違いなく受け入れていたと思う! 少し驚きだった。今朝はマシンにいくつか難しさがあったと思うから、最終的にフロントロウに入れたのは非常にポジティブだった。ここ数年と比べると、マシンは少し限界域で神経質になっている。パワーが入る瞬間や、ドライバビリティ、シフトも含めて、すべて少し違う。クリーンなラップを走れて、限界まで全開でいけると、本当に気持ちよくて大きな手応えがある。これは週末で最も重要なセッションなので、この位置にいられることをうれしく思う。トラフィックやウォールに対処しなければならないなかでも、すべてのラップの進み方にはとても満足している。明日はスタートを決めることが極めて重要だ。少し複雑になる可能性があるし、僕の後ろにはスタートのいいマシンが2台いる。だから様子を見てみよう。多くのことが起こり得るし、すべてはまだこれからだ」3番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)「モナコはいつもシーズンでも際立った予選セッションのひとつになる。素晴らしい観客と雰囲気があり、僕がいつも楽しんでいる強烈な緊張感がある。セッション序盤は、フリープラクティスで感じていたほどマシンに自信を持てなかった。大きな調整はしていなかったので、何が変わったのかをしっかり確認する必要がある。バランスにいくつか違いを感じたけど、キミ、マックス、シャルル、そして僕の間では終始ものすごく僅差だった。明日のレースを楽しみにしているし、強い結果を持ち帰るチャンスがあると思っている。ファクトリーのチームは素晴らしい仕事をしているし、今後のレースでより安定して前方で戦い続けられると確信している」4番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)「最初のセッションから、僕にとっては厳しい週末になっている。マシンで正しい感触をつかむことに苦しんでいて、いくつか問題も抱えている。ただ、それについてはすぐに解決策を見つけられると確信している。でも、このようなコースで完全な自信がないまま予選に入ると、代償を払うことになる。今日は複数の要因が重なった結果で、残念ながらQ3最後のアタックラップを走り切ることができなかった。つまり明日は2列目からスタートすることになる。それでも、全力を尽くす」5番手:アイザック・ハジャー(レッドブル)「この結果には間違いなく満足している。昨日のあと、マシン面でも自分の自信の面でもやるべきことがたくさんあったけど、1周ごとに一歩ずつ進めていった。Q1ではトラフィックとタイヤで少し苦しんだ。でもQ2で大きく前進し、Q3でもさらに前進できた。マシンはここで速かったし、このコースが僕たちに合うことは分かっていた。だから今日までの流れがもっとスムーズだったらと思う。それでも5番手には満足している。明日は集団が接近してくれればいいし、強い戦略でいくつかオーバーテイクできることを期待している」6番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)「ここまで僕にとっては非常に難しい週末になっていて、それは予選でも続いた。最近の自分にとって少し弱点になっている部分で、残念ながら今週末も噛み合わなかった。1時間の中でいいラップはいくつかあったし、FP3は有望だったけど、そうした瞬間はあまりにも少なかった。特にここでは、自分が得ているグリップレベルに完全な自信が必要だ。でも僕にはそれが十分になかった。最近はフラストレーションのたまる流れが続いていて、タイヤを必要な形で機能させることに苦しんでいる理由を理解する必要がある。明らかに、自分のドライビングスタイルの何かが、必要なものを引き出す助けになっていない。昨年はうまく機能していたけど、この新世代のマシンには少し違うものが必要なのかもしれない。まだ明確な答えはないけど、チームと一緒に懸命に取り組んで克服していく。明日に向...