2024年のF1世界選手権 第8戦 モナコGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。シャルル・ルクレール(フェラーリ)が悲願のモナコ初勝利を挙げたレース。角田裕毅(RB)は8位でフィニッシュして、日本人ドライバーとしては中嶋一貴、小林可夢偉に次いで3人目のモナコでの入賞。また、アレクサンダー・アルボンとウィリアムズ、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)は今季初ポイントと、初めて尽くしの大会となった。
1位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)「自分の気持ちをうまく説明できない。レースは永遠に続くようだったけど、その分さらにうれしかったのかもしれない。ここで優勝できたことは、僕にとって大きな意味がある。なぜなら、小さい頃、このレースでF1ドライバーになることを夢見ていたからだ。だから、モナコの人々に感謝したい。表彰式でバルコニーにたくさんの人が集まっているのを見たけど、そのすべての人の素晴らしいサポートに感謝する。最後の数周は、何も起こらないように祈り始めたので大変でした。感情が高まっていくのを感じ、運転に集中できなくなっていることに気付いた。父のこと、ボkが今日ここにいられるようにしてくれたすべてのこと、そしてジュールのことを考えていた。このレースで勝つことは僕たち全員が抱いていた夢だったので、この勝利を彼らに捧げる。タイヤマネジメントにかなり気を配らなければならず、ジョージ(ラッセル)とのギャップを管理してマクラーレンがフリーピットストップできないようにしなければならなかったので、精神的にかなり疲れた。この数か月間、素晴らしい仕事をしてくれて、このレースで勝つのを助けてくれたチームに感謝しなければならない。マラネロに着いたらすぐに、チーム全員とチーム全員で祝うのが待ちきれない」2位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)「トリッキーなレースだった。序盤のペースは信じられないほど遅かった。トンネルの手前で半分ほど様子を見たけど、ギャップを通過できるほど小さなマシンがなかった。懸命に働いてくれたチーム全員に感謝している。全体的に素晴らしい週末だったし、このような結果を得るのにモナコほど良い場所は他にない。セナのカラーで表彰台を獲得できたことは特別なことだ」3位:カルロス・サインツ(フェラーリ)「とても戦略的なレースだった。スタートダッシュはすごく良くて、第1コーナーでオスカー(ピアストリ)と並んでイン側のギャップを狙った。接触してパンクしてしまい、これで終わりだと思った。でも後ろで大きなアクシデントがあったから3位から再スタートできたし、みんな無事だったのは幸運だった。リスタートでは新しいハードタイヤを履いていたから、最後までペースを管理し、ランドにピットインのチャンスを与えないようにするだけだった。それが達成できたので、最後の数周でオスカーを追い抜こうとしたけど、前の車と同じ戦略だと難しすぎる。シャルルの勝利を心から嬉しく思う!地元レースで勝つことはドライバーなら誰もが夢見ることだし、表彰台で彼と一緒に祝うことができて良かった!」4位:ランド・ノリス(マクラーレン)「チームとしては良い結果だった。たくさんポイントを獲得できた。まさに僕たちちが望んでいたことだ。でも、予想通り、特にスタートの赤旗以降は前進するチャンスがなかtt。最初のスタートで再び4番手に後退したのは不運だった。それがなかったらよかったんだけどね!でも、今日のような日にはできることはあまりなかった。僕たちはそこに留まり、チームのために良いポイントを獲得した。それが一番大事なことだ」5位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)「今シーズンのこれまでのベストレースだった。70周でミディアムタイヤを履いていたにもかかわらず、ペースは良く、終盤でそれを発揮できた。最後はトップ4に迫り、1位からわずか数秒差でフィニッシュした。週末全体から得られるポジティブなことはたくさんある。今朝は戦略の選択肢をいろいろと検討するのに多くの時間を費やした。グリッドに並んだとき、前の全員がミディアムコンパウンドを履いていて、とてもうれしかった。オープニングラップでカルロス(サインツ)がストップしたときは、さらにうれしかった。でも、赤旗が出て、僕たちの状況はより難しくなってしまった!最初の30周はのんびりと走り、最終的にはタイヤを良い状態に保ち、最後まで走りきることができた。マックス(フェルスタッペン)が最後に少しプレッシャーをかけてきたけど、すべてうまくコントロールできていた」角田裕毅(RB)は3戦連続のポイント獲得。6位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)「もちろんペレスが無事だったのが一番大事なことだ。不運にもペレスのマシンはダメージが大きかったようだけど、幸運にもペレス自身にケガはなかった。赤旗によって僕たちの計画は振り出しに戻ってしまい、ただ最後までタイヤマネジメントをしながら走っただけで、ピットストップでもさほど状況は変わらなかった。最後までタイヤをもたせるために速度を落とさなくてはならず、2周ほどジョージ・ラッセル(メルセデス)を追い抜こうとしたけど、とても困難でした。マシンの感触もあまりよくなく、予選でのペースもなかったようだ。僕たちにとってあまりできることがなく、つまらないレースで終わってしまった。あまりよくない週末だったけど、弱点を知ることができたのはポジティブだし、解決できればタイムの改善につながるはずだ。昨年のようなシーズンは滅多にないので、現実をしっかりと見て、引き続きチームとして努力し、ここから立て直していく」7位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)「今週末のパフォーマンスには勇気づけられる兆候がたくさんあった。チームはマシンのアップデートに懸命に取り組んできた。次の数レースではさらに多くのアップデートが期待できる。クルマは一歩前進したし、この調子でもう少し前進できれば、上位3チームとの戦いに加わることができるだろう。今日のレースは波乱のないものだった。赤旗が出た後、誰もが自分のペースをコントロールしていたし、最終的にはどんなタイヤを履いていても最後まで走りきることができた。それで前進する選択肢がなくなってしまったのは悔しい。カナダに行って、そこで何ができるか楽しみだ」8位:角田裕毅(RB)「とても長いレースでしたが、計画通りに進めなくてはなりませんでした。少しフラストレーションはたまりましたが、ペースを平静にマネジメントしながら走りました。どんな状況にも対応できるようタ...
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