F1モナコGPは、2021年のF1世界選手権の第5戦として5月20~23日に開催されるイベントに1日あたり最大7500人の観客を動員することを発表した。F1で最も古く、魅力的なストリートレースであるF1モナコGPだが、2020年は新型コロナウイルスのパンデミックにより中止がけて地。1954年以来、初めてF1カレンダーから外れた。
F1モナコGPの主催者は5月4日(火)、グランドスタンドの収容人数の40%にあたる1日当たり最大7500人の観客を動員することを発表。観戦者は地元の人々に限定されるものではないが、モナコ国外から参加する人は72時間以内に新型コロナウイルスの検査を受ける必要がある。F1モナコGPのプラクティスは木曜日に行われ、金曜日はF1の休憩日となる。F2やその他のジュニアシリーズのトラックアクションが行われる金曜日には、3,000人のみが参加できる。予選は土曜日、レースは日曜日に行われる。開幕戦F1バーレーンGPは1日最大4500人の入場を許可したが、ファンはワクチン接種または新型コロナウイルスからの回復の証拠を示さなければならなかった。イタリアのイモラで開催された第2戦F1エミリア・ロマーニャGPおよびアルガルベ・サーキットで開催された第3戦ポルトガルGPは、集会に対する地元の制限のために無観客で開催される。第4戦として開催されるF1スペインGPは、決勝日に1000人の観客をグランドスタンドに動員する。F1は、パドックに不可欠なスタッフと一部の放送メディアを除いてすべて閉鎖された状態で、保護的な「バブル」の中で活動している。F1ポルトガルGPの4月26日から5月2日までの間にドライバー、チーム、および人員に対して実施された4,895回の新型コロナウイルス検査では1件の陽性反応が出ている。
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