ミック・シューマッハが、今週末に迎えるインディ500デビューを前に、オーバルレース特有の難しさを語った。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングから参戦するシューマッハは、インディ500の予選を通過し、決勝では27番グリッドからスタートする。ルーキー勢では最上位となり、経験豊富なチームメイトのグラハム・レイホールより前の位置を確保した。
スムーズな操作がタイヤ管理の鍵シューマッハにとって、日曜の決勝はオーバルでのレースとしては2度目となる。ただし、インディ500はその規模と形式、そして集団走行の密度において、まったく別の挑戦となる。オーバルでのドライビングの特徴について問われたシューマッハは、ヨーロッパで培ったタイヤ管理の経験が役立っていると説明した。「一番直感的だったのは、できるだけスムーズに走ることだった。ヨーロッパから来ると、タイヤをかなり特定のやり方で管理しなければならない」「その意味では、ここでもすごく役に立っていると感じている。スロットル操作をスムーズにすることが重要で、基本的にすべての入力を滑らかにしなければならない。そうした状況で、それがかなり自分の助けになっていると感じている」集団走行で変わるマシンの感触一方で、シューマッハが特に難しさを感じているのは、時速220マイルを超えるスピード域で他車の後方を走る際の空気の乱れだ。「乱れた空気はかなり厳しい。ギャップを管理して、その瞬間、その正しいタイミングでマシンの感触を良い状態に保ち、うまくタイミングを合わせてランを作るのは難しい」「集団の後方にいると、当然かなり難しくなる。10番手から15番手あたりの深い位置にいると、みんなが互いに引っ張り合うような形になる」「でも、前の方にいて、たとえば先頭の2台、あるいは最初の4台くらいに入っていると、また少し違ってくる」「前に多くのマシンがいる場合と、少ない場合とでは、マシンの挙動の違いを本当に感じる」27番手スタートで迎える“洗礼”シューマッハはメディアセッションで落ち着いた様子を見せていたが、初めてのインディ500は後方から順位を上げていくレースになる。ルーキー最上位で予選を終えたことは大きな成果だが、決勝では集団の中で乱れた空気を受けながら、タイヤ、車間、タイミングを同時に管理しなければならない。インディ500デビュー戦は、シューマッハにとってブリックヤードでの厳しい洗礼となる。