ハースF1は急速にF1で“フェラーリのBチーム”になりつつある。そう主張する現在のハースのF1ドライバーであり、フェラーリの“アカデミー”所属ドライバーで7回のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハの息子であるミック・シューマッハだ。ハースF1は、今シーズン本当に苦戦を強いられているが、それはチームが来季の次世代F1マシンに焦点を当てているため、2021年マシンはほぼ開発されておらず、基本的に2022年マシンで戦っているからでもある。
現在、ハースF1は、マラネロの敷地内にある専用の設計施設を含め、フェラーリとの新しくより深いコラボレーションによって、2022年にミッドフィールドで戦うことをターゲットにしている」「目標は定期的なQ2進出、願わくばQ3進出だ」とミック・シューマッハはカタールで語った。そして、ミック・シューマッハは、フェラーリF1のチーム代表であるマッティア・ビノットにアピールしようとしていることを隠してはいない。「僕が聞いているのは、フェラーリの誰もが僕がこれまでに示したことに満足しているということだ」とミック・シューマッハはSport1に語った。「でも、来年は次の一歩を踏み出さなければならないことも認識している」大部分のF1チームがそうであるように、ハースF1は2022年での大きな飛躍を期待している。マラネロにあるハースF1の新しい施設について質問されたミック・シューマッハ「今の僕たちは、実質的にフェラーリのBチームであり、僕のようなフェラーリジュニアが運転することができる」とコメント。「マラネロでは、フェラーリの風洞で働く機会もある。それは利点になる」これまでは、フェラーリの“Bチーム”は、アルファロメオ/ザウバーだと考えられてきたが、アントニオ・ジョビナッツィを放出することで、来季は非フェラーリ系ドライバーのラインナップとなることが確定している。