ミック・シューマッハにとって、ハースF1は2021年にF1デビューを果たすには最適なチームだ。そう語るのは長年F1でセーフティカードライバーを務めてきたベルント・マイレンダーだ。フェラーリが、アカデミードライバーでミハエル・シューマッハの息子であるミック・シューマッハをカスタマーであるハースF1からデビューさせることはもはや公然の秘密となっている。
ドイツ出身のベルント・マイレンダーは「ハースは彼にとって良いトレーニングの場だ」と Sport1は語った。「個人的にはアルファロメオの方が少し好ましかった。彼らの方がフェラーリに近いからね。だが、いずれにしろ、良いスタートだ」「ギュンター・シュタイナーは素晴らしい人物であり、一緒に作り上げていくことができるはずだ」ベルント・マイレンダーは、ミック・シューマッハがF1デビュー前にF2でタイトルを獲得すると予想。その一方で、同じドイツ出身で4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルの最近の衰退についても意見を述べた。「パフォーマンスは、エキップメント、チーム、そして、もちろんドライバーの組み合わせであり、すべてのドライバーは自分のマシンに自信を持っている必要がある」とベルント・マイレンダーは語った。「しかし、イモラでの彼のレースでは物事はかなりうまくいったと思う。肝心なのは、それが残りのレースにむけてポジティブな傾向の始まりかもしれないということだ」