2026年F1マイアミGPの決勝スタート時刻が、雷雨リスクを受けて現地時間13時に変更された。当初予定より3時間前倒しされる形で、FIA、FOM、マイアミGP主催者が協議の末に決定した。マイアミでは日曜午後から夕方にかけて強い雨と雷雨が予想されており、落雷の危険がある場合はレース進行に大きな影響が出る可能性がある。
決勝を早めることで、レースを完了させるための時間的余裕を確保し、ドライバー、観客、チーム、スタッフの安全を優先する判断となった。午後の雷雨リスクを避けるため決勝を13時開始へF1関係者は土曜夜、最新の天気予報を受けて協議を実施した。マイアミではスプリントと予選が行われた土曜に気温が34度まで上がる厳しい暑さとなった一方、日曜は天候が大きく崩れる見込みとなっていた。FIAの公式予報では、朝の雨は比較的弱く、日中にいったん落ち着く可能性がある一方、午後から夕方にかけては雷雨が強まり、「頻繁な落雷、50〜70km/hの短時間の突風、小さなひょう」の可能性が示されている。このため、当初の開始時刻に近い午後遅い時間帯を避けることが最も現実的な対応と判断され、決勝のスタートは現地時間13時に前倒しされた。FIA、FOM、主催者が共同声明で説明FIA、FOM、マイアミGPは共同声明で、日曜のマイアミGP決勝を現地時間13時に変更する決定を発表した。「FIA、FOM、マイアミのプロモーターによる協議の結果、当初予定されていたレース開始時刻付近の午後遅くに、より強い雨を伴う嵐が予想されているため、日曜のマイアミGPのスタートをマイアミ現地時間13時に変更する決定が下された」「この決定は、レースへの影響を最小限に抑え、最良のコンディションでグランプリを完了するための最大限の時間枠を確保し、ドライバー、ファン、チーム、スタッフの安全を優先するために下された」サポートレースも大幅変更 F2は9時25分開始決勝スケジュール変更に伴い、日曜のサポートレースプログラムも大きく調整された。ポルシェ・カレラカップ・ノースアメリカは中止となり、マクラーレン・トロフィー・アメリカは現地時間8時開始に前倒し。FIA F2のフィーチャーレースは現地時間9時25分に行われる。F2はバーレーンとサウジアラビアのラウンド中止を受けて、急きょマイアミに追加された経緯がある。そのため、大きな財政的・物流的負担をかけて開催地に持ち込まれたレースを再び中止することは避けたい事情もあった。新たな決勝開始時刻の周辺でも雷雨が発生した場合、イベント自体は継続可能だが、落雷の危険に対応するためのガイダンスが適用され、必要に応じてレースが一時中断される可能性がある。スタートを早めることで、仮に天候悪化が前倒しで到来した場合でも、より大きな対応余地を残す形となった。