マイアミで行われた2026年F1第4戦スプリント予選は、高温コンディションとソフト寄りタイヤの影響により、完全な“一発勝負”の様相を呈した。序盤から各チームのアップデート差が明確に現れ、マクラーレンが主導権を握る一方、メルセデスやフェラーリ、レッドブルも僅差で食い下がる展開となった。
SQ1 波乱の幕開け ベテラン勢が相次ぎ敗退気温30度超、路面温度50度超という過酷な条件の中でスタートしたSQ1では、タイヤのウォームアップとトラフィックが鍵となった。リアム・ローソン、エステバン・オコン、セルジオ・ペレス、バルテリ・ボッタスが脱落。さらにフェルナンド・アロンソもタイムをまとめきれず敗退する波乱の展開となった。SQ2 中団争い激化 アウディは届かず続くSQ2では、上位と中団の差がより明確に。アルピーヌやレッドブル勢が安定した走りを見せる一方、アウディ勢は最後のアタックでもトップ10入りを果たせなかった。ガブリエル・ボルトレト11番手、ニコ・ヒュルケンベルグ12番手で敗退。さらにウィリアムズのカルロス・サインツとアレクサンダー・アルボンもここで姿を消した。SQ2終盤 タイム更新合戦で明暗分かれる残り時間わずかの中、各車が続々とアタックを開始。ピアストリがルクレールに肉薄するタイムを刻むなど、上位は完全な僅差勝負となった。一方でベアマンやリンドブラッドは十分なタイムを出せず、トラフィックとコンディションへの対応が明暗を分けた。SQ3 5チームが激突 上位争いは大混戦最終セッションにはメルセデス、マクラーレン、フェラーリ、レッドブル、アルピーヌの5チームが進出。ジョージ・ラッセルが序盤にトップタイムを記録するも、その直後にルクレールが約0.5秒上回るタイムで首位に浮上。さらにハミルトンも続き、フェラーリが一時的に主導権を握った。マクラーレンが逆襲 ピアストリが僅差2番手その流れを断ち切ったのがマクラーレンだった。ピアストリがルクレールにわずか0.036秒差まで迫るタイムを記録し、マクラーレンの競争力を強く印象づけた。ノリスが決定打 スプリントポール奪取最終アタックでランド・ノリスが完璧なラップをまとめ、1分27秒869を記録。これによりノリスがスプリントポールを獲得し、マクラーレンが週末の主導権を握った。メルセデスとフェラーリは僅差で追走アンドレア・キミ・アントネッリが2番手、ピアストリが3番手。ルクレール4番手、フェルスタッペン5番手、ハミルトン6番手と、トップ6は僅差で並び、依然として混戦構図が続いている。アルピーヌが中団最上位 アップデート効果発揮アルピーヌはコラピント7番手、ガスリー10番手と2台揃ってトップ10入り。アップデートの効果が明確に表れ、中団争いで一歩抜け出す形となった。勢力図に変化 ハースとレーシングブルズ後退一方でハースやレーシングブルズは順位を落とし、特にベアマンやリンドブラッドは苦戦。アルピーヌとアウディが中団上位争いに加わるなど、開幕からの勢力図に変化が見え始めている。
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