2025年F1 マイアミGP フリー走行のハイライト動画。マイアミ・インターナショナル・オートドロームで2025年のF1世界選手権 第6戦 マイアミグランプリのフリープラクティスが行われた。マイアミグランプリ唯一のフリー走行セッションは、チャンピオンシップリーダーのオスカー・ピアストリがトップタイムを記録し、前戦サウジアラビアでの勢いをそのまま持ち込む形となった。
マクラーレンのピアストリは、セッション終盤に1分27秒128というベストタイムをマーク。この走行は、ハースのオリー・ベアマンがターン12でクラッシュし、残り約4分を残して赤旗終了となる中での出来事だった。ピアストリのタイムは、2番手となったフェラーリのシャルル・ルクレールに対して0.356秒の差をつける圧巻の内容。3番手にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが入り、ルクレールからはさらに0.074秒遅れた。一方で、ピアストリのチームメイトであるランド・ノリスは、マシンのコックピット内に工具が残されたまま走行するというトラブルもあり、12番手にとどまった。好調だったのはウィリアムズ勢で、カルロス・サインツが4番手、アレックス・アルボンが5番手。レーシング・ブルズのイサック・ハッジャーが6番手に食い込んだ。メルセデスのジョージ・ラッセルはセッション序盤にトップタイムを記録したが、最終的には7番手。トップ10には他に角田裕毅(レッドブル)、キミ・アントネッリ(メルセデス)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が名を連ね、ルイス・ハミルトンは13番手とやや振るわない結果に終わっている。このリザルトは、マイアミでの週末がスプリントフォーマットで行われる中、各チームにとって貴重な1時間となった唯一の走行での成果であり、午後のスプリント予選に向けて緊張感が高まっている。
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