2025年F1メキシコGP フリー走行1回目の結果・タイムシート。現地時間10月24日(金)にエルマノス・ロドリゲス・サーキットで2025年のF1世界選手権 第20戦 メキシコグランプリの決フリープラクティスが行われた。トップタイムを記録したのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)。2番手にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、3番手にはニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は8番手でセッションを終えた。
ルーキー枠から出走したアービッド・リンドブラッド(レッドブル)は6番手、平川亮(ハース)は16番手、岩佐歩夢(レーシングブルズ)は17番手だった。■ ルクレールがFP1最速、フェラーリがセッションを制すシャルル・ルクレールが1分18秒380でトップに立ち、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリに0.107秒差で先行。ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグが0.380秒差の3番手に入った。フェラーリはアントニオ・フオコが最下位に沈んだものの、チームとしてはトップと最下位で表を挟む結果となった。■ ピアストリ4番手、ダスティな路面で滑走シーンもオスカー・ピアストリはソフトタイヤで早めにタイムを出し、最終的に4番手。走行終盤にはターンで大きくスライドする場面もあったが、巧みにマシンをコントロールして接触を回避した。マクラーレン勢はデータ収集中で、ランド・ノリスはピットウォールから走行を見守った。■ ルーキー勢9名が参加、リンドブラッドが6番手の好走今季最多となる9人の“金曜ドライバー”が走行。レッドブルのアービッド・リンドブラッドが6番手タイム(1分18秒997)を記録し、角田裕毅(8番手)を上回った。メルセデスのフレデリック・ベスティ(14番手)やハースの平川亮(16番手)らも着実に周回を重ねた。■ 角田裕毅は8番手、ハードタイヤでロングラン中心角田裕毅はソフト→ハードと走行プログラムを切り替え、最終的に1分19秒090で8番手。リンドブラッドとの差は0.093秒。チームはレース用セットアップと冷却パッケージの確認を優先し、マシンの挙動安定性を重視したプログラムを消化した。■ ハジャーがプロスト仕様ヘルメットで走行、コースオフも無事復帰アイザック・ハジャーはアルヌー=プロスト時代をモチーフにしたトリビュートヘルメットで走行。途中でブレーキングをミスしてランオフに飛び出したが、マシンを損なうことなく復帰した。最終順位は1分19秒409で11番手。■ 高地特有の冷却対策が焦点、マシン信頼性が鍵に標高2,200m超のメキシコシティでは、薄い空気による冷却効率の低下が各チームの大きな課題に。今回投入された“アップグレード”の多くは実際には冷却パッケージの変更であり、パワーユニットとブレーキの温度管理が週末の勝敗を分ける重要要素となりそうだ。2025年F1 メキシコGP フリー走行1回目 結果・タイムシートPosNoドライバーチームタイムGAPLAP116シャルル・ルクレールフェラーリ1分18秒380 29212アンドレア・キミ・アントネッリメルセデス1分18秒4870.10734327ニコ・ヒュルケンベルグザウバー1分18秒7600.38027481オスカー・ピアストリマクラーレン1分18秒7840.40431598ガブリエル・ボルトレトザウバー1分18秒9160.53628636アービッド・リンドブラッドレッドブル1分18秒9970.61726731エステバン・オコンハース1分19秒0380.65829822角田裕毅レッドブル1分19秒0900.71029943フランコ・コラピントアルピーヌ1分19秒3310.951281023アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分19秒3841.00433116アイザック・ハジャーレーシングブルズ1分19秒4091.029321214フェルナンド・アロンソアストンマーティン1分19秒4721.092261389パト・オワードマクラーレン1分19秒6801.300291472フレデリック・ベスティメルセデス1分19秒6891.309321561ポール・アロンアルピーヌ1分19秒8621.482281650平川亮ハース1分20秒0731.693271740岩佐歩夢レーシングブルズ1分20秒1531.773291835ルーク・ブラウニングウィリアムズ1分20秒3101.930311935ジャック・クロフォードアストンマーティン1分20秒3711.991292038アントニオ・フオコフェラーリ1分20秒8542.47429
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