F1メキシコGPは2日目を迎え、ランド・ノリス(マクラーレン)とエステバン・オコン(アルピーヌ)の2人がPU交換による“Back of the Grid”に列に加わった。ランド・ノリスは、メルセデスの新しいICE(内燃エンジン)、ターボチャージャー、MGU-Hを投入し、日曜日の決勝はグリッド最後尾へと降格となる。これでメルセデスユーザーは全ドライバーがエンジンの使用基数制限を超えてペナルティを受けることになった。
エステバン・オコンも、ルノーのルノーのICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、エネルギーストア、コントロールエレクトロニクス、エキゾーストを新品に交換。アストンマーティンのランス・ストロール(メルセデス)とアルファタウリの角田裕毅(ホンダ)と降格ドライバーは4名となった。ウィリアムズのジョージ・ラッセルも、金曜日の午後にレース用のギアボックスが故障し、ギアボックス交換によって5グリッド降格ペナルティを受ける。特にランド・ノリスの交換について、メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフが前回テキサスで「ペナルティのリスクはまだある」と述べていることもあり、ルイス・ハミルトンが残り5レースで新しいPUコンポーネントを投入するかどうかについての憶測が続いている。
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